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バブル世代の備忘録

ジョイント音

   

ジョイント音

35年程前。
大学入試の為に、岡山から乗った東京行き
寝台特急「○○」。
その時 B寝台車の狭い寝床で聴いた音楽は、
ネーナの「ロックバルーンは99」。
客車寝台特急独特のこもったジョイント音は、
若かった私を眠りに誘うことはなく、
東京へ向かうという緊張感、
入試という不安感、
少しの漠然とした期待感。
様々な思いが交錯する中で、
リズミカルなジョイント音が、
列車内 そして私の頭の中を駆け巡る。
時折聞こえる、ポイント通過時の「ガタゴト」
目的地への一里塚。
ジョイント音
機関車の汽笛、
薄暗い空間、
カーテンを通して、流れる光。
その一つ一つが今でも、
私の脳裏に甦る。
ジョイント音
【入試の時のキップではありません。】


新幹線も有った当時。
なぜ?
夜行寝台特急に乗ったかは定かではありません。
しかし、新幹線ではこんなに記憶に残る事はなかったであろう。

カラヤン指揮
マーラー: 交響曲第5番 - 第4楽章 アダージェット を聴きながら。

では、また。


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この記事へのコメント
ども!
ネーナのロックバルーン…
イントロを思い浮かべただけで、
その頃の自分の周りの景色、匂い、立ち位置までくっきりと思い出します。
音楽とは不思議なものですねえ。

B寝台…
向かい合わせの三段ベッド。
20系客車のくすんだブルーが脳裏に描ける記事でした。
ステキです。

一輪駆動一輪駆動
2020年03月15日 08:25
おはようございます。
コメント、そしてお褒め頂き、
ありがとうございました。

年を取るごとに、振り返る事柄が多くなり
普段は忘れていることも
あるキッカケで鮮明に思い出すことがあります。
硬券の手書きのキップが出てきたので
記事にしました。

Nゲージは、20系ですが、
私が当時乗ったのは24系25形で2段式の寝台です。

マーティン28マーティン28
2020年03月15日 09:24
こんばんは~

私は夜行寝台特急に乗ったことはなかったと思いますが、生まれ育った実家のわりと近くで、物凄い静かな住宅街でしたので夜に汽車の通行音が聞こえるのですよね。

若かりし学生時代、夜更かしして本など読んでいたり、或いはボーっとしていたり。そんな深夜に遠くから汽車のガタンゴトンという音が聞こえてくるその状況がとても脳裏に鋭利に記憶されています。

いまでも汽車の通行音を聞くと若かりし頃過ごした実家の自室とその時に思っていただろう漠然とした将来への不安や憂いを思い起します。その汽車に乗って旅立つ或いは帰路へと着く名も顔も知らない人物を想像しながら、通行音に合わせて心が揺れ動いたりしたものです。

マーティンさんとは違った状況ですが、私も「音」に魅了されていたのかもしれません。

tacctacc
2020年03月18日 01:17
おはようございます。

夜行寝台特急、あるいは寝台車のない夜行列車、
北海道でも以前は、札幌から
青森行き、稚内、網走、釧路。
東京や大阪から来る列車等。
そこそこ有った様に思います。
今ではそれらがすべて全廃。
現在は、貨物列車くらいでしょうか。
夜行列車の雰囲気を知るものとして、
寂しい限りです。

JR北海道の状況では、合理化するのは
致し方無いと思いますが、
夏季であれば、需要はあると思うので、
復活してほしいものです。

マーティン28マーティン28
2020年03月18日 06:37
風情を感じるのは釧路ー根室間、稚内ー美深、網走ー斜里あたりでしょうか。

これからも廃線の流れなのでしょうが急行がなくなって鈍行も乗りにくくなり、旅がただの移動となって旅の輝きを失ってきてたのが残念です。

学生の頃、北海道ワイド周遊券で北海道へ入りましたがなにせ貧乏旅行のこと、
釧路から急行まりもに乗り、深夜新得駅で札幌発釧路行きのまりもに乗りかえて宿泊代を浮かしたことも今は懐かしい思い出です。

※コメントを書き散らしてしまいましたが既読スルーでけっこうです。
感覚に合う記事が多く一気に書いてしまいスミマセンでした。
ORION
2020年03月23日 11:55
ORIONさん。

何をおっしゃるやら、
同じ移住者として大歓迎です!

そうですね。
私が、北海道に移住する動機の一つに、
「北の国から」と言うテレビドラマの
影響もあると思います。
移住前は、よくロケ地巡りをしました。
あのドラマ、多分に脚色はあるとは思いますが、
北海道の真実をついている所も有るので、
北海道移住の参考にはなりました。

あっ、失礼しました。汽車でしたね(笑)

ORIONさんのおっしゃる区間は、すべて気動車
しか走ってない区間で、人口密度が低く、
人工物が少ない!
最果て感が半端ない!
旅情を掻き立ててくれて、私も好きです(笑)

確か、新得到着は、深夜2時頃だと思いますが
夜明けまで何をしてらしたのかな?
駅寝ですか?
失礼しました。 プチテッチャンなもので。

マーティン28マーティン28
2020年03月23日 18:47
再コメを。

新得到着はマーティンさんのおっしゃるように深夜でしたが
すぐ下りのまりもが入線してくるので(上下線の待ち合わせ駅立ったと思います)ほとんど待つ時間もなく乗りかえて釧路へ向かっていました。
当時の旅行者はこれをまりもユースホステルと呼んでいました。
しかし、一度目が覚めずに乗り換え損ねたことがあります。

また周遊券の期限が2週間でしたので切れそうになると函館のユースホステルへ行き、有効期間のある周遊券と交換してもらうというテクニックを駆使して3〜4週間近く北海道をさまよっていたのも今ではいい思い出です。
ORION
2020年03月23日 23:34
ORIONさん。

おはようございます。
再コメ、ありがとうございます。

純粋に宿泊施設として、使っていたのですね。
そんな使い方は知りませんでした(笑)

今思えば、北海道に路線がまだいっぱいあった頃に、
もっと汽車旅をしておけば良かったと思います。

マーティン28マーティン28
2020年03月24日 05:52
 
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