汽車の話 前編
私は少し鉄ちゃんが入っていて、
鉄道が大好きです。
ですが、オタクと言うほどではありません。
撮り鉄ではなく、いわゆる乗り鉄というやつです。
特に電車ではなく、気動車(ディーゼル)が好物です。
たまに、テレビなどで気動車の事を電車と言う方がいると、
「電車じゃねェーーよ!」 と一人でツッコミを入れています。
一般的に電車と言うのは、線路の上に架線(電線)が有り、
そこから電気を取りモーターで動く鉄道車両の事で、
気動車は、車両に付いているディーゼルエンジンでもって走る車両の事です。
電車を走らせるには、設備面で気動車に比べてコストがかかります。
なので、コストを回収出来る路線である必要があります。
北海道では、青函トンネルから函館、新函館北斗まで。
室蘭から札幌、旭川。 札幌から小樽、札幌から北海道医療大学。
以上しかありません。 電化率は23パーセント位。
最近は地方の鉄道路線では、ワンマン運転をしています。
JRで言うとワンマン運転が出来るのは2両まで。
3両になると車掌が必要になります。
北海道の電車の基本編成は3両なので、
電化されていても、需要のない所の普通列車は気動車が走っています。(苫小牧~室蘭)
ここまでがイントロダクション、本題に入ります。
北海道の気動車のうち、
普通列車用は、
40系、54系、141系、150系、201系 の5種類
40系。
54系。
141系。
150系。
201系
【上記の写真は、写真acより】
40系は国鉄時代からのもので、
エンジンとかは交換されていますが、
車体自体は製造から40年程度経過しています。
54系は国鉄末期、JR移行直前に北海道、四国用に製造されました。
これも35年ほど経過しています。
141系は、いわゆる魔改造された車両で、
元はエンジンもモーターもない、単なる客車でした。
150系は比較的新しく、でも20年は使っています。
201系は、お化け気動車と言われる車両で、
電車と遜色ない加速をします。
なので、電車と繋いで協調運転が出来ます。
こちらは近郊型と呼ばれ3両ワンセットで
1、2両での運用は出来ません。
さて、150系、201系はまだまだ使いそうですが、
40系、54系、特に40系は車両が重たいうえに、
エンジンが非力で効率が悪い。
なので、
H―100と言う車両に置き換える様です。
すでに、小樽~長万部間で運用を開始しています。
この車両、蓄電池は持っていないのでハイブリット車ではありませんが、
ディーゼルエンジンで電気を発電してモーターで動かす仕組みになっています。
40系から随時置き換わるようで、
古き良き国鉄型車両に乗れるのは今のうちです。
話は変わりますが、
藤井聡太君、
初タイトル、
おめでとうございます!
では、また。
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